バイオインフォマティクス研究者とは?
バイオインフォマティクスとは、生物学のデータを、情報学の技術を使い解析する新しい学問です。
人間は二万と、膨大な数の遺伝子を持っていると言われています。そのため、人の力だけで一つ一つの遺伝子の機能を解明することは現実的ではありません。そこで、バイオインフォマティクス研究者はコンピューターの大量な情報処理をする力を使い、遺伝子を解析しています。遺伝子の機能を解明することで、特定の病気の原因となる遺伝子などを発見することができます。その発見により、様々な病気の予防や治療開発が進みます。
バイオインフォマティクス研究者になるには?
情報科学や生物学に興味があると良いでしょう。
高校卒業後、情報学、生物科学、生物情報科学などを大学で勉強します。博士号を取得する人も多く、就職先は、大学や研究機関、バイオ・製薬企業、などがあります。
必要な能力
- 細かなところまで地道に作業を行い、データ解析やプログラミングをする必要があるため、集中力、また、細かい点まで注意を払い、問題点を発見できることが大切です。
- 研究を行う中で問題に直面する時には、論理的思考力・問題解決能力が必要です。
- 研究結果を論文・プレゼンで発表することが多いです。その時にコミュニケーション能力はとても大切です。